この度、7月29日に熊本震災支援報告および Beauty Forceの総会を開催させていただきました。
当日は、Beauty Forceの昨年度の会計報告および活動報告、また今回の熊本震災の支援活動の報告並びに今後の新しいBeauty forceの方向性についてもお伝えさせていただきました。
冒頭に、代表の尾崎さんからこの5年間にわたるBeauty Forceの支援活動にご協力いただいた皆様に感謝の気持ちをお伝えしていただきました。
以下尾崎代表の挨拶になります。
東日本大震災が2011年3月11日起き、その直後の4月1日に
Beauty Forceは発足しました。
皆様に多大なご協力をいただき、この5年で約3500万の支援金を集め、
また、それ以上の金額に相当する、物資支援やボランティアの支援のおかげで、多くの支援活動を行うことができました。
大変にありがとうございました!
あれから5年が経ち、昨年お伝えしたように
東日本大震災で、私たちが出来ることはやり尽くしたとして、
3月末でBeauty Forceの活動を休止しようとしました。
ところが、その直後の4月14日に熊本地震が起こりました。
いち早く、熊本県 益城町の被災した美容師さんと連携することができ、その方が熊本県の避難所をまわり、報告をしていただけました。
実行委員のメンバーで話しあい、緊急事態と判断し、
Beauty Forceとして支援することを決めました。
私を含め代表メンバーが4月27日に
熊本入りをしました。
その時はまだ現場は混乱していて、
バラバラでどうしていいかわからないが
何か出来ることをしたいという、
現地の美容団体がいくつか集まりました。
美容組合、美容週間、ボーイグループなど
個人の美容グループなどです。
そこに
東北の震災での支援経験がある、Beauty Forceが関わることで
被災地の美容師さん、美容組合、美容団体、ディーラーさんなど
美容の団体が1つの活動を一緒にする橋渡し的な
役割を果たすことができました。それが熊本復興支援チームです。
その時に、避難所で移動式シャンプー台を使った
シャンプー支援をさせて頂くことになりました。
そして、皆さん
全国、メーカー、デイーラー、美容室にお声がけをしたところ、
多くの方に賛同、共感をしていただき、
20社以上、約2000個のシャンプーをはじめとした支援物資を届けることができました。
皆さんのご協力、大変にありがとうございました!
その中には東北の被災したディーラーさんや美容室もありました。
とても嬉しく感じました。
これも美容業界の中で、ある一定の信頼を得ることができたから
と感じております。
このような災害が起きた時に
改めてBeauty Forceが美容の緊急支援で貢献できる
ことがわかり、改めてBeauty Forceの非常時における美容の支援活動の存在価値が証明されました。
そのため、
新生Beauty Forceとして、新たなカタチとして残していきたいと思っております。詳細はこの後、事務局や実行委員長の方から話していただきます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
Beauty Force 代表
尾崎隆司
事務局より、2015年度の支援報告、および会計報告をさせていただきました。
さらに、熊本震災支援の報告もさせていただきました。
2015年度の支援報告と会計報告について承認を行いました。
詳細はこのブログの最後に記載させていただきます。
実行委員メンバーそれぞれに、
一言ビューティフォースにかける思いを話していただきました。
masagoの足立さん
RUALAの角さん
Difino の土橋さん
Terrace AOYAMAの木村さん
Beauty Force 総会は実行委員長のFEERIE 新井さんの挨拶で締めていただきました。
事務局および実行委員長の新井さんから新生Beauty Forceについて発表させていただきました。
新生 Beauty Force 概要について
•東日本大震災復興支援プロジェクトの冠を取り、Beauty
Forceとして生まれ変わる
•広く国内外の美容を通じた、支援活動団体
•災害時ごとに、プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトリーダーを選出して、実行する
•Beauty Forceの持つ、商標権、仕組みは引き継ぐ
•準備委員会を本日より発足させる
•新たにWebサイトを立ち上げる。
•賛同企業、賛同者を募集する。
サイト掲載(年会費をなしとする)
•新たに協賛企業、協賛者を広く募集する。
•旧 Beauty Forceの残高を預かるものとする
•旧 Beauty
Forceの残高はあくまでも東日本大震災のために使うこととする
•年内開始予定
終了後に、短時間で懇親会を行い、協賛企業の皆様からご意見をいただきました。
ご協力いただいている、メーカー、デイーラーの皆様、いつもありがとうございます。
協力いただいた企業の皆様、大変ありがとうございました!
Beauty force総会の中で発表された、2015年度の会計報告になります。
ご確認ください。
そして、過去5年間の支援金合計金額が3,400万円を超えました!
大変にありがとうございました。
熊本震災支援報告について
4月27日、熊本県熊本市の避難所 花園小学校にて、Beauty Force から代表の4名(尾崎、土橋、足立、山名)が参加して、現地の美容師さんと協力し、被災者のシャンプー支援をさせていただきました。
断水の地域で、1週間以上頭を洗えない状況だったため、
「気持ち良い!」と、とても喜んでいただけました。
カセットコンロでお湯を沸かしました。
この日を皮切りに、10社以上の熊本県内の美容師さんによって、結成された熊本復興支援チームによって、約1ヶ月半ほどで15回にわたる 避難所でのシャンプー、マッサージ支援が行われました。
総勢、現地の美容師33名で 約500名の被災者に行われました。
Beauty Force として、後方支援をさせていただき、
一人あたりのシャンプー支援1回につき、2000円の交通費、諸経費負担を支援させていただきました。
合計92回 × 2,000円 = 184,000円 の支援金を送りました。
そして、全国のメーカー、ディーラー、美容室のご協力
による、シャンプーをはじめとした化粧品等の
物資支援をさせていただきました。
シャンプー、トリートメント
移動式シャンプー台
スキンケア化粧品
日焼け止め
スタイリング剤
リップパレット、ファンデーション パレット
ドライヤー
ブラシ
アイロン
ビューティー ブースの設置は10か所、最終的に避難所のトイレに設置させていただきました。
当初の予定では、200カ所を予定していましたが、予想以上に被災地の状況の変化が早く
限られた設置箇所となり、
あとの化粧品などの物資は避難所で手渡しさせていただきました。
熊本震災支援のBeauty
Force を通しての協賛企業はこちらになります。
アヴェダサービス株式会社
株式会社 イワテ美容商事
株式会社ガモウ
株式会社きくや美粧堂
窪田理容美容専門学校
美容室
COZY
COZY
株式会社センビホールディングス
タカラベルモント株式会社 (ルベル事業部)
株式会社ダリア
株式会社マスダ
株式会社ミルボン
株式会社ハホニコ
日本ロレアル株式会社
萬コーポレーション株式会社
美容室フォーリス
Tycann
SLUNDRE
ご協力、大変にありがとうございました!
•熊本震災の支援 4月〜7月の会計報告は後日、まとめてサイト上にて報告いたします。
•4月以降は収益事業は行わず、協賛金の募集もしないため、2016年度の総会は行いません。
<主催メンバー>
◆Beauty Force 実行委員◆
尾﨑隆司(INSOLITE BEAUTE) 柏木ゆたか(HOULe)
木村文一(Terrace AOYAMA) 小松利幸(ANTI)
斉藤充弘(RED HOT) 坂巻哲也(apish)
土橋勇人(DIFINO) 西海洋史(CALON)
上田美江子(Mieko Ueda STUDIO)
角薫(RUALA)足立英也(masago)
宮村浩気(AFLOAT) 新井唯夫(FEERIE)
北村慎太郎(Ivory )
高田秀子(ヘアライター) 山名芳雄(事務局)
以上ご不明な点などございましたら、下記事務局までお問い合わせください。
よろしくお願い致します。
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Beauty Force事務局
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